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最初のプログラム

Hello Javaと表示する

最も単純なJavaプログラムを示す。

Hello Javaと表示するプログラム
class Hello {
  public static void main(String args[]){
    System.out.print("Hello Java");
  }
}

テキストエディタで入力し、保存する。保存するときのファイル名はHello.javaとする。このプログラムをソース・プログラムという。

Javaのソール・プログラムファイルの拡張子は.javaにする。

コンパイル

ソース・プログラムは人間に理解できる(読める)形式だが、コンピュータには理解(解釈)出来ない形式のため、コンピュータが解釈できる形式に翻訳する。翻訳することをコンパイルという。

Javaのソース・プログラムのコンパイルはコマンドプロンプト上で次のコマンドを入力し、実施する。

Javaソース・プログラムのコンパイル
javac Hello.java
  1. javacが翻訳(コンパイル)を実施する命令で、その右側には翻訳対象のファイル名を記す。
  2. コンパイルはプログラムの文法的な誤りをチェックし、誤りがあればその箇所を指摘する。
  3. 文法上の誤りがあっても訂正はしてくれないので人間が訂正する。
  4. コンパイルが成功するとコンピュータで実行できる形式のファイルが作られる。

もし、文法上の誤りがあった場合は次のような文が表示される。誤りがないときは何も表示されない。

コンパイルエラーの例
Hello.java:3: 文字列リテラルが閉じられていません。
    System.out.print("Hello Java);
                     ^
Hello.java:4: ')' がありません。
  }
  ^
エラー 2 個  

コンパイルエラーが発生するとこの例のように誤りのあった行とその位置が表示される。

実行

コンパイルに成功したらプログラムを実行できる。上記のプログラムを実行するには次のように指示する。

java Hello

演習

自分の名前が表示されるようにHello.javaのプログラムを改造する。