Powered by SmartDoc

PC分解と組み立て

コンピュータを構成している部品を確認する。最近のPCはプラモデル感覚で組み立てることができる。必要な工具はドライバー1本だ。

※本来コンピュータは精密機器であり、乱雑に扱うと部品が壊れてしまうことがある。特に冬場は静電気が発生し易い。電子機器の部品を扱うときには静電気が起らないように注意します。

ケース

PCの部品を収納する。一般的に電源が据え付けられている。電源から各パーツへの電源供給用ケーブルがでている。

マザーボードの規格によって種類がある。現在はATXという規格に準じている。

マザーボード

PCの中でもっとも大きな面積を占める部品でCPU、メモリ、各種拡張カードを差し込むスロット、各種ドライブとの接続用コネクタ、電源コネクタが有る。

ケースにねじ止めする。

CPU

Central Proccessing Unitの略。コンピュータの心臓部である。時代ととも様々なCPUが利用されている。PCのCPUにはインテルあるいはAMDのものが使われている。今回の実習ではPentium IIというプロセッサを搭載している。

スロット・コネクタ

CPUや各種拡張カードはマザーボードに差し込む形で取り付けるがその差し込み口をスロットという。スロットの形状もいくつかの種類がある。

カード側の電極の部分をカードエッジという。

CPUファン

現在のCPUは非常に高速で動作するため大量の熱を発生する。その熱をCPU外へ放出しないと自分自身の熱によってCPUは破壊していまい、動作しなくなる。熱を放出させるためにファンを取り付けている。(強制空冷式)ファンを動かすには電源が必要である。

10年程まえまではアルニュームの放熱器をつけて冷却していた。

水冷式のPCも登場しつつある。

メモリ

主記憶装置として利用される。半導体メモリ。種類により形状が異なる。

CPUの種類によって偶数枚が装着するものもある。

ドライブ類

磁気ディスクや、光ディスクなどの補助記憶装置。

ハードディスク HD

磁気ディスクを利用した大容量で高速な記憶装置。OS、アプリケーションプログラム、データを保存する。大きな衝撃には弱いので取り扱いには注意する。

CD-ROMドライブ

OS、アプリケーションプログラムのインストールに利用する。

フロッピーディスク

最近では利用頻度が少なくなったが低速な補助記憶装置。HDとは異なるケーブル、電源コネクタを使う。

拡張カード

PCの機能を拡張するカード。マザーボードにより装着できる枚数が異なる。最近ではマザーボードに直接搭載されているものもある。

ディスプレーカード

CRTディスプレーに文字やグラフィックスを表示するハードウェア。必須なカード。描画処理にCPUを使わず、専用のチップで行う。このチップの性能をOS等で利用するには専用のドライバソフトウェアが必要になる。メインメモリとは別のディスプレー用のメモリが搭載されている。

スロットは他の拡張カードとは異なり、AGPというグラフィックス専用を使う。

LANカード

PCをネットワーク(LAN)に接続する場合に利用する。現在のLANはEthernetが主流なので多くの製品はこれに準じたものである。多くの製品はRJ45というコネクタがあり、そこにLANケーブルを接続する。

SCSIカード

7台までのドライブやスキャナなどの装置を接続できるパラレルインターフェース。最近ではUSBやIEEE1394の普及により利用されることが少なくっている。

サウンドカード

音声や音楽を再生・録音するハードウェア。

ケーブル

ドライブ類とマザーボードを接続するケーブル。ドライブにより種類が異なる。

IDEケーブル

HDD、CD-ROMドライブ、DVDドライを接続するケーブル。1本で2台のドライブを接続できるようになっている。マスターとスレーブで接続するコネクタが異なることがある。40芯のフラットケーブルが一般的。

CRTモニタ

ディスプレーカードの信号を映像化する装置。CRT(陰極線管)を使っている。CRTは真空管の一種でブラウン管とも呼ばれる。電子ビームから発射された電子を蛍光面にぶつけて発行させている。蛍光面は光の三原色のRGBを発する画素の集合である。

キーボード

文字情報をPCに入力する装置。言語にあわせたキーのレイアウトがある。日本のPCではJISキーボードが一般的だが、アメリカではASCIIキーボードが一般的である。言語の違いにより記号やアルファベットなどの位置が異なる。

BIOS

Basic Input Output Systemの略でPCのもっとも基本的な入出力などの動作を設定するソフトウェア。ハードウェアと非常に密接に関係しているのでソフトウェアでこのようなソフトウェアをファームウェアという。

演習

以下の演習を行い、それぞれの内容についてレポート(手書きまたは印刷)にまとめ提出する。

  1. 実際にPCを分解し、各パーツを確認する。
  2. 分解したPCを組み立てる。
  3. 組み立てPCのBIOSを設定する。
  4. OSをインストールする。

レポートには表紙を付け、左側を2カ所止めること。