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実習環境の構築

個々では実習環境のインストール方法を説明します。

WebサーバApacheのインストール

  1. Windows用のバイナリーファイルapache_2.0.52-win32-x86-no_ssl.msiをhttp://httpd.apache.org/download.cgiからダウンロードします。
    ダウンロード
  2. apache_2.0.52-win32-x86-no_ssl.msiをダブルクリックし、インストールします。途中に表示されるダイアログはNextをクリックすればいいでしょう。
  3. ライセンスの同意を求めるダイアログでは「I accept the terms in the license agreementを選択し、Nextボタンをクリックします。
  4. 途中でドメイン等の入力、確認を促す画面が出ますがそのままで次へ進めばいいでしょう。
  5. インストールが完了するとApacheが起動し、タスクトレーに常駐します。
    Apacheアイコン

インストールが完了したらWebブラウザを開き、http://localhost/にアクセスし、Apacheのテストページが表示されることを確認します。

PHPのインストール

  1. Windows用バイナリファイルphp-4.3.9-Win32.zipをhttp://jp.php.net/get/php-4.3.9-Win32.zip/from/jp2.php.net/mirrorからダウンロードとします。
  2. ダウンローとしたファイルを開き、そこにあるフォルダphp-4.3.9-win32をDドライブにコピーします。
  3. コピーされたフォルダ名をPHPに変更します。

FFFTPのインストール

  1. ファイルffftp-1.92.exeをhttp://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/servernt/ftp/ffftp.htmlからダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを開き、インストールを開始します。
  3. 特に変更することはないので「次へ」をクリックしていけばインストールが完了します。
  4. インストール完了後、FFFTPが起動するはずです。
  5. ホスト一覧ダイアログの「新規ホスト」ボタンをクリックします。
  6. ホストの設定ダイアログに実習用サーバの情報を入力し、OKボタンをクリックします。サーバに接続されることを確認します。
設定項目 設定値
ホストの設定名 適当な名前にします
ホスト名(アドレス) 指定されたIPアドレス
ユーザ名 学籍番号
パスワード 指定されたもの(*が表示されます)
ローカルの初期フォルダ D:\WWW
ホストの初期フォルダ public_html

PHPの設定

  1. PHPをインストールしたフォルダ内にあるdllsとsapiフォルダ内のファイルをすべてD:\PHPに移動する。
  2. PHPのフォルダ内にあるphp.ini-recommendedをC:\WINDOWSにコピーし、名前をphp.iniに変更する。
  3. php.iniを次のように修正する。
    1. 2行目にPHPIniDir "d:/php"を追加
    2. 443行目の"./"を"./extensions/"に変更
    3. 575行目の先頭文字(;)を削除

Apacheの設定

インストールした状態でも利用できますが、実習しやすくするために設定を変更します。この授業で作成したファイルはD:\WWWに保存することにします。Apacheの設定を変更する前にフォルダD:\WWWを作っておきます。

Apacheの設定ファイルを開きます。メニューを次の順にたどります。「スタート」、「プログラム」、「Apache HTTP Server 2.0.52」、「Configure Apache Server」、「Edit the Apache httpd.conf Configuration File」

行数 元の値 設定する値
228 変更 C:/Program Files/Apache Group/Apache2/htdocs D:/WWW
253 変更 C:/Program Files/Apache Group/Apache2/htdocs D:/WWW
714 変更 ISO-8859-1 Shift_JIS
766 追加 LoadModule php4_module "d:/php/php4apache2.dll"
767 追加 AddType application/x-httpd-php .php

上記の変更・追加を入力したら、誤りがないかをチェックします。この設定ファイルを開いたメニューのもう一つの項目、Test Configurationを選択します。誤りがなければ何も表示されません。誤りがあった場合は、表示を確認し修正します。

設定ファイルhttpd.confに誤りがなかったらApacheを再起動します。タスクトレイのアイコンをクリックし、Apache2メニューからRestartを選択します。

Apache+PHPの動作確認

D:\WWWに次の内容のテキストファイルをtest.phpという名前で保存する。

Apache+PHP動作確認
<?
  phpinfo();
?>

ファイルを保存したらWebブラウザでhttp://localhost/test.phpを開く。設定に間違いがなければ次のような表示が得られる。

Apache+PHPの動作確認